2011年11月13日日曜日

8500円キープ?

●日経平均は 8500円 254円安


イタリア国債の利回り急上昇を警戒しながらも

前日は脳天気に上げたNYダウが暴落し

日経平均も大幅安で寄り付きました。

目先の節目8500円では年金の買いが入ったようで

8500円で引けました。

ただし、これは8500円をキープしたといえるようなものではありません。

膠着からそろそろ動き出す場面・・としていましたが

変化日に(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)

日足チャートは窓を開け 下放れ11月2日 8640円も

25日線(8745円)も大きく割り込んでいます。



下記 Aで押し目の目処としていた


これをも割り込んでいます。

そうしたことから

下記 Bの可能性が更に上昇中。


A,25日線の 8745円、5%押しの8694円、半値押しの8689円、このあたりの押しで終わり

9月1日 9098円を明確に引けで抜けて来るか正念場です。

その場合

●●円

このあたりまでの上昇があるか・・



それとも9月1日 9098円を明確に引けで抜け切れず



B,●●円まで到達するか・・。



ここで

今までの波動分析を振り返ってみます。

下記は 8月25日に送った内容です。

※※※  昨日24日に 下落相場の第一波動33日を迎えましたので

このあたりでそろそろ一回反発もありそうとしていましたが

NYダウの322ドル高にも反応しない日経平均でした。


ここで反発の場合

8903円から9050円程度としていましたが


昨日の8825円で反発終了の可能性もあります。



この先は


お伝えしている大きな波動での 8353円、8156円の下値目処を

頭に入れておかなければならないです。



とりあえずは一旦、目標に到達する場面はありそうです。

その後は


大きな動きが予測される相場なので、

一旦、目標に到達すれば

株価上昇に繋がる政策の発表などもあるかもしれないので

とりあえずは急激に戻す場面はあるでしょう。



そこはチャンスと捕らえるタイミングですが

あくまで波動は下落なので

下落の中の反発に注意。


波動的には

8353円到達後は 8630円から8742円程度までの反発後

7月にお伝えしていた下記

●●円まで到達の可能性も再浮上してきました。※※※

:::::::::::::::::::::::::

この時点(8月25日)で

反発は 9050円程度としていましたが

9月1日に 9050円を 48円だけ上回る

9098円をザラ場でつけて 下落しました。

その後 第一目標としていた

8353円に到達し(10月5日 8343円 その差10円)

次は8742円程度までの反発後8156円、7623円まで到達の可能性としていました

が、実際には 上記「株価上昇に繋がる政策の発表など」・・があり8742円を超えて

10月25日 終値 9050円(ザラ場では10月31日 9152円)までありましたが


10月18日にお伝えした下記


それとも上昇トレンドに突入するなら

※ 9月1日 9098円


これを明確に上抜いて来ることが必要・・。 ※


引けでは9098円を抜けてこれず

上記 Aが遠くなって、上記 B が近づいてきていると言う中期の波動です。




昨晩のNYダウは112ドル高の11893ドル。

上げた理由は

アメリカの新規失業保険週間申請件数が前週比1万件減の39万件となって4月初旬以来の低水準となったことや

イタリアの国債利回り低下やギリシャ次期首相の任命を手掛かりに欧州債務危機への懸念が緩和した?・・

と言うことです。


さて、

イタリア危機が始まったので

これから更に悪材料が出て世界の株式市場が下がる確率の方が高いでしょう。

金融機関や投資家が売ってきているのは

ギリシャ国債からイタリア、スペインなどに広がってきています。

ECBは1兆円程度のイタリア国債を買っているようですが

イタリア国債の市場残高は190兆円程度なので

ECBがこれを全て買い上げる必要があるのではないか・・という危機的な状況です。

金融機関も自己資本比率9%の目標のため欧州国債を

手放す動きは加速しそうです。




次の変化日は●●日の重要変化日です。


個人投資家は企業の決算発表など信じないで
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。






●今日の日経先物

昨日の先物は


下値目処 8500円、8470円

としていましたが


ザラ場安値 8490円


でほぼ想定どおり。



CMEは 8530   円

今日の先物は・・●●で

SQ値の落としどころが8500円あたりで・・・・


●●出れば

上値目処 ●円
下値目処 ●円

と言うスタンスでみます。

2011年11月4日金曜日

言ったさきから

●日経平均は 8640円  195円安

前週合意したはずの第2次支援の是非を問う国民投票を実施する

とギリシャ首相がちゃぶ台返しで欧州不安を再燃させたうえ

10月のISM製造業部門景気指数も、予想を下回り

急落したNYダウを受けて日経平均も安くなりました。

一目均衡表の雲の下限 8670円も引けで下回っています。

目先警戒としていた

31日のザラ場高値 9152円が戻り高値となり

長い上髭を付けた嫌な形の日足となっていましたが、

そこから下に窓を2つ開けて下げてきて二空。

三羽烏(四陰連)も出て、更に嫌な形のチャートが続いています。

月曜にお伝えしていたように

●●・・・の可能性が更に高まります。

http://www.fcfpnet.com/point8.html


そうして

日経平均は  ●●円まで到達するか・・。

市場では米景気回復期待が強まっていて

FOMCではQE3が見送られるという見方が多かったのですが

案の定、

FRBはFOMC声明で、経済支援に向け、

状況に応じて一段の措置を講じる用意があることを示唆しています。

バーナンキ議長は、米経済が悪化した場合には国債ではなく

モーゲージ担保証券の保有を増やす可能性に含みを残しています。

2日の NY ダウは178ドル高 11836ドル。

ドイツとフランスはギリシャがユーロ圏との約束を守り、

ユーロ圏にとどまる決意を固めるまで

欧州はいっさい支援融資を行わないと通告したということですが、

当然の話です。これで 欧州情勢はまた一触即発の状態です。

そして、今度は昨日になって

ギリシャのパパンドレウ首相は野党がギリシャ救済策を支持するなら、

国民投票を実施する必要はないと表明しました。

自分の権力維持のための作戦と政治的駆け引きからの発言だと思われますが

日本の前首相のようにその発言も状況をみてコロコロ変えるようなので

これを見ると次回融資がされた後もギリシャの緊縮財政への取り組み等、

安心出来ない状況は続きます。

昨晩のNYダウは208ドル高の12044ドル。

ECBが定例政策委員会で政策金利を予想に反して0.25%引き下げ1.25%にしたことも

好感されています。

G20首脳会議、米雇用統計と週末も目が離せません。

次の変化日は●●日、

●日は重要変化日です。

個人投資家は
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。


●今日の日経先物

2日の先物は

下値目処 8650円

としていましたが

ザラ場安値 8640円

想定どおり でした。

CMEは  8790 円

今日の先物は●●円でサポートされそう

雇用統計などの様子見で
・・●●か。

上値目処 ● 円
下値目処 ● 円


と言うスタンスでみます。

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