●日経平均は 8500円 254円安
イタリア国債の利回り急上昇を警戒しながらも
前日は脳天気に上げたNYダウが暴落し
日経平均も大幅安で寄り付きました。
目先の節目8500円では年金の買いが入ったようで
8500円で引けました。
ただし、これは8500円をキープしたといえるようなものではありません。
膠着からそろそろ動き出す場面・・としていましたが
変化日に(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
日足チャートは窓を開け 下放れ11月2日 8640円も
25日線(8745円)も大きく割り込んでいます。
下記 Aで押し目の目処としていた
これをも割り込んでいます。
そうしたことから
下記 Bの可能性が更に上昇中。
A,25日線の 8745円、5%押しの8694円、半値押しの8689円、このあたりの押しで終わり
9月1日 9098円を明確に引けで抜けて来るか正念場です。
その場合
●●円
このあたりまでの上昇があるか・・
それとも9月1日 9098円を明確に引けで抜け切れず
B,●●円まで到達するか・・。
ここで
今までの波動分析を振り返ってみます。
下記は 8月25日に送った内容です。
※※※ 昨日24日に 下落相場の第一波動33日を迎えましたので
このあたりでそろそろ一回反発もありそうとしていましたが
NYダウの322ドル高にも反応しない日経平均でした。
ここで反発の場合
8903円から9050円程度としていましたが
昨日の8825円で反発終了の可能性もあります。
この先は
お伝えしている大きな波動での 8353円、8156円の下値目処を
頭に入れておかなければならないです。
とりあえずは一旦、目標に到達する場面はありそうです。
その後は
大きな動きが予測される相場なので、
一旦、目標に到達すれば
株価上昇に繋がる政策の発表などもあるかもしれないので
とりあえずは急激に戻す場面はあるでしょう。
そこはチャンスと捕らえるタイミングですが
あくまで波動は下落なので
下落の中の反発に注意。
波動的には
8353円到達後は 8630円から8742円程度までの反発後
7月にお伝えしていた下記
●●円まで到達の可能性も再浮上してきました。※※※
:::::::::::::::::::::::::
この時点(8月25日)で
反発は 9050円程度としていましたが
9月1日に 9050円を 48円だけ上回る
9098円をザラ場でつけて 下落しました。
その後 第一目標としていた
8353円に到達し(10月5日 8343円 その差10円)
次は8742円程度までの反発後8156円、7623円まで到達の可能性としていました
が、実際には 上記「株価上昇に繋がる政策の発表など」・・があり8742円を超えて
10月25日 終値 9050円(ザラ場では10月31日 9152円)までありましたが
10月18日にお伝えした下記
それとも上昇トレンドに突入するなら
※ 9月1日 9098円
これを明確に上抜いて来ることが必要・・。 ※
引けでは9098円を抜けてこれず
上記 Aが遠くなって、上記 B が近づいてきていると言う中期の波動です。
昨晩のNYダウは112ドル高の11893ドル。
上げた理由は
アメリカの新規失業保険週間申請件数が前週比1万件減の39万件となって4月初旬以来の低水準となったことや
イタリアの国債利回り低下やギリシャ次期首相の任命を手掛かりに欧州債務危機への懸念が緩和した?・・
と言うことです。
さて、
イタリア危機が始まったので
これから更に悪材料が出て世界の株式市場が下がる確率の方が高いでしょう。
金融機関や投資家が売ってきているのは
ギリシャ国債からイタリア、スペインなどに広がってきています。
ECBは1兆円程度のイタリア国債を買っているようですが
イタリア国債の市場残高は190兆円程度なので
ECBがこれを全て買い上げる必要があるのではないか・・という危機的な状況です。
金融機関も自己資本比率9%の目標のため欧州国債を
手放す動きは加速しそうです。
次の変化日は●●日の重要変化日です。
個人投資家は企業の決算発表など信じないで
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
●今日の日経先物
昨日の先物は
下値目処 8500円、8470円
としていましたが
ザラ場安値 8490円
でほぼ想定どおり。
CMEは 8530 円
今日の先物は・・●●で
SQ値の落としどころが8500円あたりで・・・・
●●出れば
上値目処 ●円
下値目処 ●円
と言うスタンスでみます。
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