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2012年3月12日月曜日
2012年2月10日金曜日
昨年の覆面介入について
今日のオープニングトレード申し込みはこちらから
●日経平均は 9015円 98円高
NYダウの高値抜けと対ユーロを中心として為替の円安進行が好感され、
輸出関連株が上昇しました。
3市場投資主体別売買では外人は5週連続の買い越しとなっています。
東証1部の騰落レシオは120%台の加熱感があり
ザラ場高値は9015円まで。
200日移動平均線(9063円)が上値に控えそろそろという感じも一部では出ています。
9063円と言うのは戻り目処としていた9057円に近い数字です。
昨日8日は重要変化日で戻りいっぱいとならなければ良いですが。
短期上昇波動から中期上昇波動に変化するなら
下記お伝えしたとおり
B、10月31日高値 9152円を超えてきて
中期上昇波動に変化する可能性もあり、
9186円、9323円までの戻りがあって
(変化日2月●日、●日あたりまでが目処)
その後若干の下押しの後 中期上昇波動に変化というパターンです。
その場合
8850円から8700円程度の小さな下押ししかない可能性が高いです。
その後の話をしても早すぎますが
B’ もし中期上昇波動に変化するなら
9186円から9323円⇒8850円から8700円の押し⇒9522円、9764円、10100円、10374円
このあたりの可能性が出てきます。
昨晩のNYダウは5ドル高12883ドル。
ギリシャが合意するかの様子見でしたが結局また小幅ながら上昇しています。
昨年秋の為替「覆面介入」が1兆円超を超え
史上最高額の10月31日の8兆0722億円に続き、
11月1日に2826億円、2日に2279億円、
3日に2028億円、4日に3062億円の円売り介入を行っていたと言うことですね。
財務省が発表している外貨準備を見ると証券部門が10月から11月に大きく跳ね上がっています。
外貨は10月から11月に957億ドル増え、そのうち証券部門が636億ドル(約5兆円)増えています
直近発表された(2月7日)1月末の外貨は11月、12月とほとんど変わっていないので
10月から11月にかけてが異常に増えているということです。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/official_reserve_assets/2401.html
これは為替介入で買ったドルをほとんど米国債にしたのでしょう。
アメリカ財務省が発表している米国債の保有者状況を見ても
http://www.treasury.gov/resource-center/data-chart-center/tic/Documents/mfh.txt
10月から11月にかけて日本が持っているアメリカ国債が600億ドル増えています。
この数字を真に受けると日本が買った証券の94%はアメリカ国債ということです。
アメリカは日本の為替介入を認めたわけではないといっていますが
これだけ国債を買ってもらっていれば本当は文句なしということです。
国内では増税をしないと日本の財政は破綻するという理由から
増税が既成事実のようにマスコミで取り上げられています。
消費税が10%になった場合あなたの生活はこう変わります・・・と言うような特集を頻繁に目にします。
今の状況では少々消費税を上げても財政の健全化など出来ないのは分かっているのですから
今、消費税をあげて景気を冷やす意味がありません。
財政を健全化しないと日本が破綻すると言う論理だとしても
政府の債務を全額返済する必要はないはずです。
国債の償還が来たら新たに国債を発行して借り替えてしまえばいいですし、
極端なことを言えばデフレ対策としてお札を刷って支払ったって良いかもしれません。
政府債務をゼロにするわけではないのですから
国債が国内の消化(債務)で済んでいるなら借り換えれば問題にならないです。
もし海外の債権者が沢山日本国債を買って来るようになれば、
その国債が償還になったときには
為替差損が膨らむアメリカ国債を売って返してしまえばいいですね。
属国のような日本に簡単にアメリカ国債は売らせてくれないわけですが
気付かれないようにそっと売ってしまえばどうでしょうか。
覆面米国債売却です。
円安に出来ないのに覆面為替介入をやって損を大きくするよりは
日本国債を発行したほうが全然良いです。
何があっても強いNYダウについては
下記 2月7日に記載した内容です。
※ では、ついに ダブルトップ
を抜けてきたNYダウがどこまで
上昇する可能性があるかですが
中期上昇波動では前回
C,リーマンショック後の安値 6547ドル⇒11205⇒9686⇒12724ドル、14344ドル(波動計算)
に対して、11年 4月高値 12810ドルまでありました。
D,この波動を第2波(今回)にも当てはめると
9686ドル⇒12810ドル⇒10655ドル⇒13779ドル、14965ドル
となります。
それに対し前回高値は
リーマンショック前の2008年5月 高値13058ドルと
2007年 10月高値 14164ドルです。
前回並みの中期波動と見るなら
2008年5月 高値13058ドルはクリアして13779ドル、
もしくは前回の2007年 10月高値 14164ドルを抜けて
14344ドル、14965ドルという計算になります。※
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日
2月8日(重要)、2月●日(重要)
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
8890円から8920円がサポートになりそう
上値目処 9000円
としていましたが
ザラ場高値 9010円と
ほぼ想定どおりでした。
CMEは 9000 円
このあたりで寄り付いた場合
本日の先物は
●円でサポートされそう
・・・・
上値目処 ●円
下値目処 ●円
というスタンスで見ます。
今日のオープニングトレード申し込みはこちらから
●日経平均は 9015円 98円高
NYダウの高値抜けと対ユーロを中心として為替の円安進行が好感され、
輸出関連株が上昇しました。
3市場投資主体別売買では外人は5週連続の買い越しとなっています。
東証1部の騰落レシオは120%台の加熱感があり
ザラ場高値は9015円まで。
200日移動平均線(9063円)が上値に控えそろそろという感じも一部では出ています。
9063円と言うのは戻り目処としていた9057円に近い数字です。
昨日8日は重要変化日で戻りいっぱいとならなければ良いですが。
短期上昇波動から中期上昇波動に変化するなら
下記お伝えしたとおり
B、10月31日高値 9152円を超えてきて
中期上昇波動に変化する可能性もあり、
9186円、9323円までの戻りがあって
(変化日2月●日、●日あたりまでが目処)
その後若干の下押しの後 中期上昇波動に変化というパターンです。
その場合
8850円から8700円程度の小さな下押ししかない可能性が高いです。
その後の話をしても早すぎますが
B’ もし中期上昇波動に変化するなら
9186円から9323円⇒8850円から8700円の押し⇒9522円、9764円、10100円、10374円
このあたりの可能性が出てきます。
昨晩のNYダウは5ドル高12883ドル。
ギリシャが合意するかの様子見でしたが結局また小幅ながら上昇しています。
昨年秋の為替「覆面介入」が1兆円超を超え
史上最高額の10月31日の8兆0722億円に続き、
11月1日に2826億円、2日に2279億円、
3日に2028億円、4日に3062億円の円売り介入を行っていたと言うことですね。
財務省が発表している外貨準備を見ると証券部門が10月から11月に大きく跳ね上がっています。
外貨は10月から11月に957億ドル増え、そのうち証券部門が636億ドル(約5兆円)増えています
直近発表された(2月7日)1月末の外貨は11月、12月とほとんど変わっていないので
10月から11月にかけてが異常に増えているということです。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/official_reserve_assets/2401.html
これは為替介入で買ったドルをほとんど米国債にしたのでしょう。
アメリカ財務省が発表している米国債の保有者状況を見ても
http://www.treasury.gov/resource-center/data-chart-center/tic/Documents/mfh.txt
10月から11月にかけて日本が持っているアメリカ国債が600億ドル増えています。
この数字を真に受けると日本が買った証券の94%はアメリカ国債ということです。
アメリカは日本の為替介入を認めたわけではないといっていますが
これだけ国債を買ってもらっていれば本当は文句なしということです。
国内では増税をしないと日本の財政は破綻するという理由から
増税が既成事実のようにマスコミで取り上げられています。
消費税が10%になった場合あなたの生活はこう変わります・・・と言うような特集を頻繁に目にします。
今の状況では少々消費税を上げても財政の健全化など出来ないのは分かっているのですから
今、消費税をあげて景気を冷やす意味がありません。
財政を健全化しないと日本が破綻すると言う論理だとしても
政府の債務を全額返済する必要はないはずです。
国債の償還が来たら新たに国債を発行して借り替えてしまえばいいですし、
極端なことを言えばデフレ対策としてお札を刷って支払ったって良いかもしれません。
政府債務をゼロにするわけではないのですから
国債が国内の消化(債務)で済んでいるなら借り換えれば問題にならないです。
もし海外の債権者が沢山日本国債を買って来るようになれば、
その国債が償還になったときには
為替差損が膨らむアメリカ国債を売って返してしまえばいいですね。
属国のような日本に簡単にアメリカ国債は売らせてくれないわけですが
気付かれないようにそっと売ってしまえばどうでしょうか。
覆面米国債売却です。
円安に出来ないのに覆面為替介入をやって損を大きくするよりは
日本国債を発行したほうが全然良いです。
何があっても強いNYダウについては
下記 2月7日に記載した内容です。
※ では、ついに ダブルトップ
を抜けてきたNYダウがどこまで
上昇する可能性があるかですが
中期上昇波動では前回
C,リーマンショック後の安値 6547ドル⇒11205⇒9686⇒12724ドル、14344ドル(波動計算)
に対して、11年 4月高値 12810ドルまでありました。
D,この波動を第2波(今回)にも当てはめると
9686ドル⇒12810ドル⇒10655ドル⇒13779ドル、14965ドル
となります。
それに対し前回高値は
リーマンショック前の2008年5月 高値13058ドルと
2007年 10月高値 14164ドルです。
前回並みの中期波動と見るなら
2008年5月 高値13058ドルはクリアして13779ドル、
もしくは前回の2007年 10月高値 14164ドルを抜けて
14344ドル、14965ドルという計算になります。※
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日
2月8日(重要)、2月●日(重要)
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
8890円から8920円がサポートになりそう
上値目処 9000円
としていましたが
ザラ場高値 9010円と
ほぼ想定どおりでした。
CMEは 9000 円
このあたりで寄り付いた場合
本日の先物は
●円でサポートされそう
・・・・
上値目処 ●円
下値目処 ●円
というスタンスで見ます。
今日のオープニングトレード申し込みはこちらから
2012年1月30日月曜日
2012年1月20日金曜日
反発はどこまでか
●日経平均は 8639円 89円高
日経平均は約90円×3日続伸しました。
前日の米国株の上昇とアジア株高が引き続き好感され上げました。
先物主導の上げとはいえ出来高が23億株に続き、
昨日も21億株台と回復しながらの
上げなので強そうに見えてきました。
変化日18日に三角持合を上に離れています。
テクニカルでは均衡表で11日に売り転換していましたが
昨日は ザラ場は 8668円まで ありましたが
雲の上限 8644円で叩かれて 8639円で引けています。
雲の上に出れるかどうかです
ただ、
終値で 8521円以上で引ければ
実線の下に入り込んでいた遅行スバンが実線の上に出てきます
そうなると売り転換となっていた三役逆転が一旦解消されます。
・・・・・としていましたが
昨日 8521円を抜けて来ましたので
遅行スバンが実線の上に出て更に
基準線と転換線も好転(ゴールデンクロス)してきました。
売り転換となっていた三役逆転が一旦解消された形です。
では 前回高値12月7日 8729円を 抜けてきた場合
どこまで戻るかですが
11月25日 安値 8135円 から12月7日 8729円までは
7.3%の戻りでした
今回 12月19日 安値 8272円から 同じく7.3%戻れば
8875円となります。
このあたりで戻りが止まるとなれば
10月31日高値 9152円に届かず中期上昇波動に転換にはならないことになります。
9152円を抜けるには 12月19日 安値 8272円から
10.6%の上昇が必要となります。
10.6%の上昇がどの程度かと言うと
10月5日 安値 8343円 から10月31日高値 9152円までは
9.65%の上昇でした。
昨年6月17日安値 9318円から 7月8日 高値 10207円までは
9.5%の上昇でした。
これらのことから 10.6%の上昇は直近ではそれほど簡単ではなく
10月31日高値 9152円(10.6%)に届かないところで
止まる可能性が高いと思われます。
そうすると
10月31日高値 9152円から11月25日 安値 8135円 の
半値戻し8644円(現在の雲の上限と同じ・・ザラ場では達成)から
3分の2戻し8813円、前回並みの7.3%戻りの 8875円か、
よく戻って
9.5%戻りの 9057円あたりが今のところ精一杯かと思われます。
また、昨日 ザラ場高値 8668円まですでに4.8%戻っていますので
下落波動の中の小さな戻り場面であれば
5%戻しの8685円、半値戻し8644円あたり
(ほぼ現在の水準)で頭打ちということも考えられます。
日経平均下値目処は今のところ変わらず
第一目標8156円(達成)、第二目標●円(2月の変化日あたりに要注意)
です。
昨晩のNYダウは45ドル高 12623ドル
バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーの決算が好感されたこと
先週の米失業保険申請件数がほぼ4年ぶりの低水準に減少したことから上げています。
雇用に回復の兆しがあるとも見れなくは無いですが
不自然に強いNYダウはついに4月と7月のダブルトップ
12750ドルから12876ドルへの戻りを試すのでしょうか・・。
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
アービトラージは鞘取りですから
これで利益を取れるということはわかりやすいと思います。
(市場のひずみを捕えて、その差額を頂こうというものです。
海外で安くブランド品を買ってきて国内で高く(国内の市場価格で)売る
といった感じをイメージすると分かりやすいかもしれません。
同じ商品でもその地域、市場によって価格に差があることを
利用した取引です。)
同じ商品でなくても日経平均とTOPIXのように相関関係(この場合正の相関関係)があるものは
アービトラージの対象となります。
通貨間のアービトラージも可能です。
アービトラージというよりも通貨間のバランスを見て
そのバランスが崩れたら鞘を取るというものなどがあります。
現在のようにユーロが単独で弱いとなると
バランスが大きく崩れてもしかするとそのバランスが元に戻らない
ということもありえますので
通貨間のアービトラージは以前よりも難しいかもしれません。
今、面白いと思っているのは
株式の個別銘柄のアービトラージです。
これは昔からよくある方法ですし
アービトラージではないですが
株式投資をする人なら感覚的にこれに近いことをやったことがあると思います。
たとえば証券マンだったバブルの頃 よくやっていたのが次のような取引です。
当時 ウォーターフロントというテーマで大相場になっていたことがあります。
東京湾に面した土地を持っている企業を買い漁る相場でした。
これは、企業が昔から保有している土地があって
バブルで土地が値上がりしているにもかかわらず
土地が簿価評価されているため
時価評価すると株式価値はもっともっと大きくなるはずだ
土地の含み益の大きい企業を探し出して
割安に評価されている間に
買いだ。と言うわけです。
地図を見て株を買うという変な時期がありました。
結局、鉄鋼株だとか造船株だとかを買うのですが
何が言いたいのかといいますと
同じ鉄鋼株でも新日鉄に比べてNKK(現・JFEエンジニアリング)の方が
割安だからと言って 新日鉄を利食ってNKKを買ったりしてたということです。
これは同じ動きをする鉄鋼株の中でも高いものを売って、安いものを買う取引なので
アービトラージと言えなくもない程度の感覚的なものですが
こんな大雑把なものではなくて
もっとリスクを少なく銘柄を慎重に選定してペアでトレードする株式投資が
株式のアービトラージです。
株をやっている人は
感覚的に先ほどの鉄鋼株のような投資をされたことがあるかもしれませんが
株式のアービトラージは 相関関係がキモなので同じ業種でなくても
相関関係があることが重要です。
違う業種でも相関関係あれば
トヨタを売って 同時に新日鉄を買ったりするようなトレードがアービトラージとして
成り立つわけです。
強い相関関係にある銘柄を探してペアでトレードします。
銘柄を見つけたら後はそのバランスが崩れているタイミングで
トレードです。
銘柄を的確なタイミングで探し出せば
1、同時に高い方を売って、安い方を買う
2、鞘が縮まれば決済して終わり
となります。
相場をずっと見ていなくてもOKです。
鞘の開いたペア銘柄をタイミングよく見つけ出しさえすれば
80%はトレード成功みたいなものです。
株式投資は鞘取りでなくても
銘柄選びとタイミングが全てですがペアで売買することで
何倍も勝ちやすく安定します。
ペア銘柄をタイミング良く見つけ出す。
そういうツールです。
アービトラージなら株式投資でも安心できますね。
↓
http://03auto.biz/clk/archives……gjeab.html
それでは
日経平均は約90円×3日続伸しました。
前日の米国株の上昇とアジア株高が引き続き好感され上げました。
先物主導の上げとはいえ出来高が23億株に続き、
昨日も21億株台と回復しながらの
上げなので強そうに見えてきました。
変化日18日に三角持合を上に離れています。
テクニカルでは均衡表で11日に売り転換していましたが
昨日は ザラ場は 8668円まで ありましたが
雲の上限 8644円で叩かれて 8639円で引けています。
雲の上に出れるかどうかです
ただ、
終値で 8521円以上で引ければ
実線の下に入り込んでいた遅行スバンが実線の上に出てきます
そうなると売り転換となっていた三役逆転が一旦解消されます。
・・・・・としていましたが
昨日 8521円を抜けて来ましたので
遅行スバンが実線の上に出て更に
基準線と転換線も好転(ゴールデンクロス)してきました。
売り転換となっていた三役逆転が一旦解消された形です。
では 前回高値12月7日 8729円を 抜けてきた場合
どこまで戻るかですが
11月25日 安値 8135円 から12月7日 8729円までは
7.3%の戻りでした
今回 12月19日 安値 8272円から 同じく7.3%戻れば
8875円となります。
このあたりで戻りが止まるとなれば
10月31日高値 9152円に届かず中期上昇波動に転換にはならないことになります。
9152円を抜けるには 12月19日 安値 8272円から
10.6%の上昇が必要となります。
10.6%の上昇がどの程度かと言うと
10月5日 安値 8343円 から10月31日高値 9152円までは
9.65%の上昇でした。
昨年6月17日安値 9318円から 7月8日 高値 10207円までは
9.5%の上昇でした。
これらのことから 10.6%の上昇は直近ではそれほど簡単ではなく
10月31日高値 9152円(10.6%)に届かないところで
止まる可能性が高いと思われます。
そうすると
10月31日高値 9152円から11月25日 安値 8135円 の
半値戻し8644円(現在の雲の上限と同じ・・ザラ場では達成)から
3分の2戻し8813円、前回並みの7.3%戻りの 8875円か、
よく戻って
9.5%戻りの 9057円あたりが今のところ精一杯かと思われます。
また、昨日 ザラ場高値 8668円まですでに4.8%戻っていますので
下落波動の中の小さな戻り場面であれば
5%戻しの8685円、半値戻し8644円あたり
(ほぼ現在の水準)で頭打ちということも考えられます。
日経平均下値目処は今のところ変わらず
第一目標8156円(達成)、第二目標●円(2月の変化日あたりに要注意)
です。
昨晩のNYダウは45ドル高 12623ドル
バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーの決算が好感されたこと
先週の米失業保険申請件数がほぼ4年ぶりの低水準に減少したことから上げています。
雇用に回復の兆しがあるとも見れなくは無いですが
不自然に強いNYダウはついに4月と7月のダブルトップ
12750ドルから12876ドルへの戻りを試すのでしょうか・・。
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
アービトラージは鞘取りですから
これで利益を取れるということはわかりやすいと思います。
(市場のひずみを捕えて、その差額を頂こうというものです。
海外で安くブランド品を買ってきて国内で高く(国内の市場価格で)売る
といった感じをイメージすると分かりやすいかもしれません。
同じ商品でもその地域、市場によって価格に差があることを
利用した取引です。)
同じ商品でなくても日経平均とTOPIXのように相関関係(この場合正の相関関係)があるものは
アービトラージの対象となります。
通貨間のアービトラージも可能です。
アービトラージというよりも通貨間のバランスを見て
そのバランスが崩れたら鞘を取るというものなどがあります。
現在のようにユーロが単独で弱いとなると
バランスが大きく崩れてもしかするとそのバランスが元に戻らない
ということもありえますので
通貨間のアービトラージは以前よりも難しいかもしれません。
今、面白いと思っているのは
株式の個別銘柄のアービトラージです。
これは昔からよくある方法ですし
アービトラージではないですが
株式投資をする人なら感覚的にこれに近いことをやったことがあると思います。
たとえば証券マンだったバブルの頃 よくやっていたのが次のような取引です。
当時 ウォーターフロントというテーマで大相場になっていたことがあります。
東京湾に面した土地を持っている企業を買い漁る相場でした。
これは、企業が昔から保有している土地があって
バブルで土地が値上がりしているにもかかわらず
土地が簿価評価されているため
時価評価すると株式価値はもっともっと大きくなるはずだ
土地の含み益の大きい企業を探し出して
割安に評価されている間に
買いだ。と言うわけです。
地図を見て株を買うという変な時期がありました。
結局、鉄鋼株だとか造船株だとかを買うのですが
何が言いたいのかといいますと
同じ鉄鋼株でも新日鉄に比べてNKK(現・JFEエンジニアリング)の方が
割安だからと言って 新日鉄を利食ってNKKを買ったりしてたということです。
これは同じ動きをする鉄鋼株の中でも高いものを売って、安いものを買う取引なので
アービトラージと言えなくもない程度の感覚的なものですが
こんな大雑把なものではなくて
もっとリスクを少なく銘柄を慎重に選定してペアでトレードする株式投資が
株式のアービトラージです。
株をやっている人は
感覚的に先ほどの鉄鋼株のような投資をされたことがあるかもしれませんが
株式のアービトラージは 相関関係がキモなので同じ業種でなくても
相関関係があることが重要です。
違う業種でも相関関係あれば
トヨタを売って 同時に新日鉄を買ったりするようなトレードがアービトラージとして
成り立つわけです。
強い相関関係にある銘柄を探してペアでトレードします。
銘柄を見つけたら後はそのバランスが崩れているタイミングで
トレードです。
銘柄を的確なタイミングで探し出せば
1、同時に高い方を売って、安い方を買う
2、鞘が縮まれば決済して終わり
となります。
相場をずっと見ていなくてもOKです。
鞘の開いたペア銘柄をタイミングよく見つけ出しさえすれば
80%はトレード成功みたいなものです。
株式投資は鞘取りでなくても
銘柄選びとタイミングが全てですがペアで売買することで
何倍も勝ちやすく安定します。
ペア銘柄をタイミング良く見つけ出す。
そういうツールです。
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それでは
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