2010年8月2日月曜日

信用取引がどうしたって?

日経平均  33円高、9570円
ザラ場高値 139円高の9676円まであったが結局行って来いのほぼ十字線引け。

買い建ての信用評価損益率はまた-15%台に突入してきたが7月第一週よりも悪化している。
ところが約2兆円の信用買い残高はそれ程減っていない。
通常信用評価損益率は-10%を超えると追証が発生する水準といわれ、-15%から-20%では
大底になる可能性が高いといわれます。

しかし、-15%台に突入してきた信用評価損益率に対して追証の投げはまだまだ出ていない感じ。
更に信用評価損益率が悪化して信用買い残高が減ってくれば底が見えてきそうなものですが
その気配が感じられない・・。

信用の買い残高が増えたのは日経平均10300円から10500円・・。10300円台からが重い。
その要因もあって前回戻り高値 6月21日 10251円に対して前日の6月18日(金)まで
「目先の戻りメド10181円、10222円どころ、としています。」と伝えていました。

結局10222円をオーバーシュートして10251円まで付けたものの
ほぼ高値メドのとおり・・。

今回も10000円に近づけば10300円から10500円でしこった整理されていない
信用買いの売り物が出てくる。

10000円に近づくよりも今の状況では下記の可能性のほうがまだ高そう・・。

日経平均の戻りのメドは9840円から下記波動の9863円

10251円(21日)→9091円(7月6日)→9671円~9863円?
→8857円?、8760円?、8510円?、8220円?」 ※


9000円割れがあれば、信用の投げが出て買い建て玉の整理も進み
次の下値メドの8857円?、8760円?、8510円?、8220円?あたりでは
軽くなって一気に反発狙いが出来そう・・。。

しかし、そうなった場合でもそこは大底にならない可能性が高い。


逆に日経平均が目先切り替えして上昇してくるためには

1、為替が上値メドの88.80円まで円安に振れる
2、NYダウは10850ドル前後まで戻る

これらの条件があれば、10150円近辺の戻りはあるかも知れない・・。

前回NYダウが10850ドル前後の時の日経平均は10600円程度でしたが
NYダウに比べて日経平均がそこまで戻らないのは最近の相場で証明済み。
せいぜい10150円から10251円まで・・。

もし、このあたりまで戻っても
中期下降トレンドの継続の中でのこと。


※変化日、8月10日(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)


オープニングトレードシグナルは一切の裁量、相場観を排除して
システムに基づいたシグナルをお伝えします。

オープニングトレード -20円
イブニングトレード +100円
MAXZ +40円

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